スパイダーモアを使って草刈り作業を楽にしよう！！

大変な草刈作業を少し楽にしてくれる機械、それがスパイダーモア。
どんな機械なのか、どう楽になるのかを語ります。

草刈は農作業の中でも負担が大きい作業

梅雨前くらいから雑草はスクスクと成長し始めてあっというまに大きくなり、そして畑は雑草ジャングルに。こうなると重い腰を上げて雑草を刈らなくてはなりません。この草刈作業でまず思いつく道具といえば刈払機です。棒の先端に刃の円盤が付いていて肩から下げて使う草刈機とよく呼ばれるあの機械ですね。刈払機は便利で素晴らしい機械でパワーがあるタイプはどんどん草を刈れて農地が綺麗になります。しかし振動や重量があるので体への負担は中々にありますね、結構疲れます。

もう少し楽な機械はないかな？

そこでもう少し楽に、手軽に雑草を刈れる機械はないかなとそんな希望を叶えてくれる機械がスパイダーモアです。
スパイダーモアは一般的に畦などの傾斜地の雑草を刈ることを目的とした機械ですが平地の草刈り作業にも問題なく使用できます。スパイダーモアの特徴は自走し前進後進が出来ること、ハンドルが上下に調整出来てさらに90度回転できることです。この機構のおかげで傾斜地の草を刈ることが出来ます。傾斜地の草が刈れるなら平地の草も刈れるが使い勝手はどうなのかという所が気になりますね。もちろん問題ありませんというか傾斜地より楽です。

まずスパイダーモアの作業前準備。
ハンドルは進行方向と平行になるようにして、使いやすい高さに調整します。そして刈り歯がニュートラルになっていることを確認し刈り高さを調整します。私は雑草が結構生えた状態で刈ることが多いため刈り高さは一番高い状態にしています。雑草の状況に合わせ刈り高さは適宜調整しましょう。
次に刈り歯がニュートラル及び前進後進は中立位置の状態でエンジンを始動します。説明書を参考にチョークを使いましょう。エンジンが始動したら刈刃のニュートラルを解除し、刈刃に動力を接続します。
これで作業準備が整いました。

進行方向にレバーを動かし、ハンドルについている希望するクラッチレバーを握りましょう。そうすると少しタイムラグの後スパイダーモアが動き出しますのであとはどんどん雑草を刈りましょう。
注意点として止まるときも少しタイムラグがあるので止まりたい場所でクラッチレバーを離しても瞬時に止まりません。止まりたい場所の少し手前でクラッチレバーを離しましょう。
スパイダーモアの草刈りはバリカンで髪を刈るような感じで雑草が刈れます。この列を刈ったら次は隣の列とどんどん刈っていきますが、列と列の間に刈り残しがでます。好みの問題ですが刈り残しが出ないように刈るよりも大雑把に刈って、最後に刈り残しを処理する方が楽なような気がします。
あとは雑草を刈り終わるまで頑張ってください！！

スパイダーモアの注意点も記載します。
取扱説明書の注意事項もしっかりと確認して下さい。
・クラッチレバーを離しても瞬時に止まらないので止まりたい場所の少し手前でクラッチレバーを
　離す。
・石などの異物が刃にぶつかると刃が劣化するので異物に注意する。
・傾斜地など不安定な場所では倒れやすいので充分に注意する。
・畦などの草刈りではスパイダーモア、人間共に転落の恐れがありますので充分に注意する。
・機械に絡まった草などを除去する時は必ずエンジンを切る。

スパイダーモアを使ってみてどんな感想？

スパイダーモアを使ってみてどんな感想？
仮払機に比べて疲労度が段違いに少なくなり草刈作業がだいぶ楽になりました（もちろん疲れるけどね！）。
刃も剥き出しでは無くなるので怪我や事故の心配が格段に減ったのが嬉しい。
楽になったので草刈頻度が上げられた。
買って良かった！！

畑の草刈り作業が楽になるのでスパイダーモアはお勧めできます！！